成功の要諦は「話すな聴け」

成功の要諦は「話すな聴け」

桜の花びら散るたびに~♪ 届かぬ思いがまた一つ~♪

皆さんご存じのコブクロの「桜」の一節ですが、お酒を飲んでこの歌を熱唱したい季節になりました。
今まさに、当事務所前の明治通りの桜が満開になっておりまして、テンションは上昇、今日は誰と飲みに行こうか?と考える毎日を過ごしております。

 

さて、先日、季節外れの雪が降りしきる中、相続でお困りのお客様のお宅に税理士の先生と二人で訪問をしました。
今回のご相談は、お父さんが亡くなってその相続ですが、後妻であるお母さんと姉妹との間で血縁関係がないので、遺産分割協議をするうえでスムーズなコミュニケーションができないとのことでした。
お母さんの主張は、自分たちのような家族において、配偶者がすべて相続するのが一般的だという内容でした。一方、長女は、姉妹とも養子にはなっているけど、お母さんが、すべて取得するとなれば、その後に遺言を書かれたりしたら自分たちが相続できなくなることも考えられるため、お父さんの相続の時に法定相続分くらいは確実にもらいたい、というお互い譲らずがっぷり四つに組んでいる状態でした。

 

そもそもこのお話は、長女からご相談を受けたのですが、頼んでいた税理士が途中で辞めてしまったので税理士紹介も含めてお願いをされました。
事前に、お母さんとも電話で話したら長女に対する不信感を延々とお話しいただきました。これはどうなるものかと不安になりましたが、確定申告が終わった21日に往訪してお話を伺うと言うことになりました。

 

お母さんと縁もゆかりもない私がなぜ相続の相談を受けるのかというきっかけを考えた時、不信感をもたれている姉妹からの紹介ではなく、途中で辞めた税理士の先生からの紹介と言うことにしましょうと姉妹と申し合わせていたのですが、その口裏工作前にお母さんが辞めた税理士の先生に電話をしてしまい「石川さんなんて知らない」と言われてしまったのです。
そんな、入口からややこしい状況で、ドキドキしながらお宅を訪問しました。

 

しかし、結論から言いますと税理士の先生は凄い!
と素直に感動しました。

 

何とも重苦しい空気の中で会話がはじまったのですが、税理士の先生は、お母さんの話に真摯に耳を傾け今までの税理士としての業務経験やご自身の相続の経験談などを交えてお話しされて結果的に1時間ほどで信頼関係を構築されました。
その間、私は、とにかく頷いていました。
司法書士業務を長くやってきたせいで遺産分割協議などの合意形成がなされた後に、ようやく登場して手続きをします。
そのため、相続人の人間関係の複雑さ、ややこしい問題の存在、物憂げな心境に向き合うこともなく過ごしてきたので、あらためて税理士の先生のコミュニケーションスキル及び現場対応力の高さを目の当たりにしました。

 

その後、税理士の先生と恵比寿のアトレまで戻り、昼間からアルコール度数36度の焼酎を飲みながら熱く語り合いましたことを付け加えさせていただきます。

やはり、成功の要諦は「話すな聴け」なのですね。

私も、お客様の満たされていない欲求を聴き出して、そこに最適なサービスをご提供したいと切に思いました。

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